☆【制作:ランチマット 🍴🥤】

【活動(療育)の様子】

みなさん、こんにちは。

新学期がスタートして約1週間。少し疲れがたまってくる頃かと思います。自分では気づかないうちに、頑張り過ぎてしまったり、無理をしてしまったり…子ども達は、自分でペース配分をすることがうまくできないことが多いので、様子を見ながら大人の方で調整できるようにしてあげたいですね。

制作:ランチマット

新年度になったので、おやつのときに使うランチマット作りをしています。

ランチマットは、表面と裏面があり、表面にはお皿やコップなどのイラストと枠が印刷されていて、何をどこに置くのかがわかるようになっています。今回は、裏面にオリジナルのバス🚌 を作りました。

準備したもの

バスのぬりえ、運転手のシール、乗客のシール、子ども達の顔写真、鉛筆、消しゴム、色鉛筆、クレヨン、下敷き、表面のイラスト(右利き用、左利き用)、ラミネートフィルム

作り方

① 自分の名前を書く

② バスの色を塗る

③ 運転手を貼る

④ 乗客を貼る

⑤ 顔写真を貼る

⑥ ラミネートする

👉 表面のイラストは、おやつをお皿から手に取るときに、手がコップにぶつかりにくい配置になるように、右利き用と左利き用で、コップとお皿の位置を変えています。

① 自分の名前を書く

「なまえ」の枠の中に鉛筆で自分の名前を書きます。

👉 自分で書くことがまだ難しい場合は、なぞり書きにしたり、職員と一緒に書いたりしています。以前紹介したすべり止めの下敷きなども使用して、取り組みやすくしています。

② バスの色を塗る

色鉛筆やクレヨンで、ぬりえになっているバスのイラストに色を塗ります。

👉 できるだけはみ出さないように気をつけながら取り組んでいます。自分の好きな路線のバスと同じ模様にしたり、「速く走れる」模様などを描き加えたり…お互いにどんな色や模様にしているのかを見て真似をしたり、工夫したりしながら、様々なデザインのバスを描いて楽しんでいました 🚌

👉 3歳以下の小さい子ども達は、きれいに塗りつぶすことはまだ難しいので、自分で好きな色を選んで色をつけることを中心に取り組んでいます。

③ 運転手を貼る

子ども達が好きな絵本『いろいろバス』に登場する、6種類(エビ、サボテン、ブタ、カラス、キツネ、雪だるま)の運転手のシールの中から、好きなものを1つ選び、バスの運転席の位置に貼ります。

④ 乗客を貼る

乗客(動物)シールを、車内の指定された位置に貼ります。【どこに】【何を】貼るかのことばでの指示を聞いて、指定された乗客を指定された座席に貼る練習です(「前から○番目にうさぎを貼ります」「ねこの2つ前にきりんを貼ります」など)。

👉【どこを基準(スタート位置)にして数え始めるのか】を理解することがポイントです

👉 ホワイトボードにイラストなど(【まえ】🚌【うしろ】)を描いて、方向(前後)がわからなくなったときに確認できるようにしています

👉 ことばでの指示だけで理解することが難しい場合は、職員がヒントを出したり、指さして伝えたりしています

👉 3歳以下の小さい子は、自分の好きな乗客を選んで、バスの中に入るように貼っています。【シールの台紙をはがす】【粘着面が紙(バス)につくようにして貼る】という指先の動きの練習を重視しています。

⑤ 顔写真を貼る

バスの空いている座席の位置に自分の顔写真のシールを貼ります。

⑥ ラミネートする

表面と裏面をフィルムにはさんで、ラミネーターにかけます。

👉 フィルムからはみ出さないように、位置や向きを確認することがポイントです。

👉 ラミネーターは、使用中熱くなるので、使う前に約束事を確認しています。

子ども達は、できあがった【自分のランチマット】を笑顔でじーっと見ていたり、職員にどんなバスなのかを教えてくれたり、お互いに見せ合ったり…とっても嬉しそうにしていました 🥰

今後も、色々な遊びの様子を紹介していきます。ぜひ、ご覧ください ♪

文責:中村 春馨

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