この仕事に就いてから、ずーっといつも思っていたことは‥子どもの成長の通過点にある『ことばの問題』。
「ことばの遅れ(発語がない)やことばが心配(発音が不明瞭)…。」と言われると‥。
私も始めは、世間一般的に同じような印象でしたが、パッと思いつくのは《言語聴覚士》‼
『ことば』と聞いたら《言語聴覚士》‼‼
《言語聴覚士》となれば、病院でのリハビリ ‼
⇒「リハビリを受ければ何とかなる ‼」
もしくは・・・。
⇒「児童デイサービスに《言語聴覚士》がいるとこなら、一石二鳥‼ わざわざ、病院受診をしてリハビリを受ける時間を別に取らなくても良い ‼」
そんな風に思ったり、感じていませんか?
私も最初は、みなさんと本当に同じ気持ちでした。
「でも、何か違う気がする‥。本当にそうなのかな?」と疑問に思いながらいた日々。
『何かが違う‼』と思いながら、その何かをうまく言えずにいました。
でも、私の心に引っかかっていた『何か違う‼』の答えが見つかりました。
それが《言語保育セラピスト》です。
この違いに気づいてからは‥「勉強不足だったなぁ‥。」と、心底思います‥苦笑
《言語保育セラピスト》と《言語聴覚士》の違い、わかりますか?
簡単に言うと‥
《言語保育セラピスト》とは、適切な 発 達 支 援 と 関わりをする人
《言語聴覚士》とは、機能回復訓練、トレーニングをする人
子どもの成長を促すために必要なのは、発 達 支 援。
子どもの 発語の遅れ などを 促す のに 必要 なのは‥トレーニングではなく発 達 支 援 と 関 わ り です。
ようやく答えを見つけ、その答えに辿り着き‥子ども達の『ことばの専門家』として関わることの大切さを学ぶことができました。ここからは、何となく‥とか、経験上‥とか などの不明瞭な感覚的な物ではなく、検査結果をもとに子ども達により必要な 発 達 支 援 につなげていきたいと思っています。
文責:中岡 由喜枝
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