☆【ルールのある遊び:🎍お正月遊び①(福笑い・カルタ)】

【活動(療育)の様子】

みなさん、こんにちは。冬休みが終わり、新学期がスタートしましたね 🏫

まだまだ寒い日が続いていますが、体調を整えながら、園や学校生活のリズムに戻していきたいですね⛄

🎍 お正月遊び ①(福笑い、カルタ)

1月最初の活動は、【お正月遊び】をしています。福笑い、カルタ、風船羽子板、だるま落とし、コマ回しなど、色々な遊びの中から、いくつかピックアップして取り組んでいます。

今回は、福笑いカルタの様子をご紹介します。

同じ遊びでも、子ども達の状態に合わせて、遊び方を変えながら楽しんでいます。

【 福 笑 い 】

遊び方

【パターン①】

・顔の形の台紙の上に、『目・鼻・口・ほっぺ』などのパーツを順番に貼る

・全部のパーツを貼ったら、できあがり

【パターン②】

・1人ずつ順番に目隠しをして、顔の形の台紙の上に、『目・鼻・口・ほっぺ・まゆげ』などのパーツを貼る

・目隠しをしていない人たちは、目隠しをした人がパーツをどこに動かしたらいいのかわかるように、ことばで方向(上・下・左・右)を教える。ちょうどよい位置まできたら「ストップ」と言って教える

・全部のパーツを貼ったらできあがり、次の人と交代する

目はどこかな~?
「上、上、上~」「ストップー!」

👉 小さい子たちは、怖がる場合もあるので、目隠しをしないで取り組んでいます

👉 顔の台紙は、5種類(うさぎ・いぬ・ぶた・おかめ・ひょっとこ)用意して、自分で好きなものを選べるようにしています

👉 顔のパーツもついている見本を用意して、完成した状態をイメージすることができるようにしています

👉 顔の台紙を中心にして、その周囲に「みぎ」「ひだり」「うえ」「した」と書いたカードを貼り、方向がわからなくなったときに、見て確認することができるようにしています

👉 パーツの受け渡しをするときは、【目隠しをしている人→手のひらを上に向けて待つ】【渡す人→手のひらの上に置く】ことで、【相手にわかりやすく】しています

【 カ ル タ 】

遊び方

【パターン①】

・小さいサイズの絵札を見ながら、同じ絵の大きいサイズの絵札を探す

・見つけた絵札を自分のかごに入れる

【パターン②】

・小さいサイズの絵札を見て、覚える

・「よーい、スタート」の合図を聞いてから、同じ絵の大きいサイズの絵札を探す

・見つけた絵札を自分のかごに入れる

【パターン③】

・ことばでの指示を聞いて、覚える

・「よーい、スタート」の合図を聞いてから、該当する絵札を探す

・見つけた絵札を自分のかごに入れる

先に取れなくても「まあいいか」

👉 勝ち負けがあるゲームなので、最初にみんなで楽しく遊ぶための約束事を確認しています(先に取れなくても「まあいいか」

「ホットケーキはどこかな~?」
「あったー」
「位置について、よーい…スターティン」
「ちがーう!」

👉 得意・不得意がはっきりしやすいゲームなので、1人ずつ別の絵札を探すようにするなど、子ども達の状態に合わせて調整しながら、1枚も取れないまま終わることがないようにしています

👉 早く取りたい気持ちから、ついついフライングしてしまう姿も…😅「よーい、スタート」合図を聞いてから取りに行くというルールを設定し、ときどき引っかけの合図(「よーい、スパゲッティ」「よーい、ストップ」など)を出したりすることで、最後まで注意して聞くことができるようになっています

👉 探すカードを【👀見て→覚える(パターン②)】【👂聞いて→覚える(パターン③)】どちらの場合も、覚える数を増やす(1枚ずつではなく複数を同時に探す)ことで難易度が上がります

👉 同時に絵札に触ったときは、じゃんけんで勝った方が絵札を取ることができます。もし、じゃんけんで負けてしまっても「まあいいか」と切り換えることができるようになってきています 😃✨

今後も、色々な遊びの様子を紹介していきます。ぜひ、ご覧ください ♪

文責:中村 春馨

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