☆【クッキング:たこ焼き 🐙】

【活動(療育)の様子】

みなさん、こんにちは。この夏は本当にあついあつーーーい日々でしたね 🍧

まだまだ日中は気温が上がり、朝方はひんやり・・・、体調管理が難しい時期ですね… 😅

クッキング:たこ焼き 🐙

🐙 今回は冷房の効いた涼しい室内で熱々のたこ焼きクッキングを楽しみました。

たこ焼きの中身は3種類(タコ・乾燥小えび・ウィンナーチーズ)用意し、「タコは絶対に食べない!!」と言われた時の代替え案としてエビ入りも・・・(笑)

子ども達の年齢や状態に合わせて取り組む内容を変えています。

準備したもの

たこ焼き粉、卵、水、キャベツ、長ネギ、たこ、ウィンナー、ピザチーズ、乾燥小エビ、揚げ玉、たこ焼きソース、マヨネーズ、ケチャップ、青のり、かつお節、サラダ油

子ども用包丁、まな板、計量カップ、ボウル、泡だて器、お玉、フライ返し、竹串、ホットプレート(たこ焼き用)、お手ふき

作り方のイラスト、約束事のイラスト

作り方
  1. きゃべつ、長ネギをみじん切りにする
  2. ウィンナーを小さく切る
  3. たこ焼き粉・水・卵を混ぜて、生地を作る
  4. 生地にキャベツ、長ネギ、揚げ玉を入れてよく混ぜる
  5. たこ焼きプレートに油をひき生地を入れる
  6. たこ焼きプレートの生地に具材を入れる(タコ、ウィンナーとチーズ、乾燥小エビ)
  7. 竹串でくるくる回しながら焼いていく
  8. 焼けたらお皿に乗せて、ソース・マヨネーズ・青のり・鰹節をトッピングする

はい! これで‥できあがり~‼

クッキングの準備

クッキングを始める前に、トイレ、手洗いを済ませて、エプロン・三角巾・マスクを着けます。

材料を切る

✋ キャベツは手でちぎって小さくします。

👉 左右に無理やり引っ張って力任せにちぎってしまいがちですが…

 ① 片方の指でキャベツの葉の上の部分を持つ

 ② 反対の手の指で①の隣をつまむ

 ③ 自分の体の方に引っ張るようにちぎっていく

①~③のように、前後の動きと右手と左手で別の動きをする練習になります。

🔪 包丁を使い慣れている人には「千切り」に挑戦してもらいました。

👉 キャベツの葉を手でしっかり押さえて少し平らにし、押さえた手をずらしながら端から5㎜幅位に細く切って、せん切りにします。材料を押さえる手の位置や包丁を持つ手の力加減など、手を上手く動かす練習になります。

🔪 子ども用包丁を使って、ウインナーと長ネギを切ります。

👉 最初に職員が見本を見せながら、使い方や気をつけるところを確認します。包丁を前後にスライドさせるように動かすこと、食材を押さえる手の形を【猫の手(指先を丸める)】にすることがポイントです。

👉 名前を呼ばれた人から1人ずつ別のテーブルのところに移動して取り組みます。壁側に寄せてテーブルを設置することで、包丁を使う人の後ろを人が行き来しないようにしています。

👉 3歳以下の小さい子ども達は、職員が手を取って、一緒に取り組んでいます。

✋ 細かくしたキャベツと長ネギは、ドライカレー作りのときにも活躍したぶんぶんチョッパーを使ってみじん切りにします。フタを閉めて、ハンドルをしっかり握ったら、自分の体の方にひっぱり、ぶんぶんぶんぶん…

ぶんぶんチョッパー:フタに付いているハンドルの紐を引っ張ることで、刃が回転して、あっという間にみじん切りができてしまう便利グッズです

👉 5~10(年齢や状態にあわせた回数)まで数えたら、次の人と交代します(【順番】【交代】の練習)

生地を作る

🥣 計量器にボウルを乗せ『0表示』のボタンを押す。 たこ焼き粉を200gボウルに入れる。

🥚 卵3個を割り入れ、たこ焼き粉と混ぜ合わせます。

🥛 計量カップを使って水900mlを量り、ボウルに入れて、泡だて器で混ぜます。

👉 計量カップに、カラーテープで目印をつけて【どこまで入れるのか】をわかりやすくしています。水は予め給水ポットで用意し、計量カップへ注ぎやすいようにしておきます。

👉 混ぜるときは、10数えたら次の人と交代しながら取り組んでいます(【順番】【交代】の練習)

生地を混ぜる

👉 泡だて器を使って、よく混ぜます。小麦粉の塊が残らないようにするのがポイントです。

たこ焼き器で焼く

生地をたこ焼きプレートの穴に流し入れてから、穴の真ん中に具材を入れて、焼きます。片面に火が通ったら、竹串でひっくり返します。

👉 最初にたこ焼きプレートを使う時の約束事を確認しています

👉 ボウルに入った生地をお玉ですくって、持ち手のついたカップに移し替えることで、取り組みやすくしています

👉 列ごとに入れる具材を決めて【どこに】【何を】入れるのかを、わかりやすくしています。

最初は「タコのぬるぬるがイヤ」と言って菜箸を使っていた子どもも、繰り返し経験することで抵抗感が薄れ、最後のたこ焼きクッキングの日には直接手で掴むことが出来ていました。

👉 たこ焼きプレートの穴から生地がはみ出ても、気にせず流し入れることがポイントです。ひっくり返す時に、はみ出た生地も一緒に巻き込みながら焼いていくことで、大きくて丸いたこ焼きが焼きあがります。

👉 あっぷっぷのたこ焼き名人直伝‼ たこ焼きプレートに対して垂直になるように、竹串を立てて持つことがポイントです。持ち方を変えると、くるっとひっくり返しやすくなるんですよ~✨ 子どもの状態に合わせて、竹串を菜箸に替えたり、冷めたホットプレートの上で転がしたりしています。

👉 熱いたこ焼きプレートを使う時は、プレートの縁にタオルを乗せておくことで、誤って手や腕がプレートに触れてしまっても、火傷をしにくくなるようにしています

片付け会食

テーブルの上に、ランチマット、お皿、コップ、おしぼり、フォークの準備。

食べたい味やトッピングをかけて、いざ「いっただきまぁ~す」 😋🍴

たこ焼きソース・マヨネーズ・青のり・鰹節の『全部乗せ』、たこ焼きソースと青のりだけ、何もかけずに…それぞれお気に入りの組み合わせを見つけて、おかわりしていました 🥰

食べ終わって食器を片付けた後は、エプロン・三角巾をたたんで、かばんの中に片付けます。

「タコはイヤ」と言っていた子どもも「小さく切ったタコなら食べられた!」と言ったり・・。

「エビ…?」とためらっていた子どもが「タコより美味しい!!」と言ったり・・。

「やっぱりウィンナーチーズが一番美味しい」…等など、3種類の味を設定したことで、「たこ焼き苦手」と言っていた子ども達も、どれか一つは食べることが出来ました😋

今後も、色々な遊びの様子を紹介していきます。ぜひ、ご覧ください ♪

文責:天笠 弥生

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