☆【ルールのある遊び:熊さんまわし🐻&ハンカチ落とし】

【活動(療育)の様子】

みなさん、こんにちは。初雪も降り、いよいよ冬がやってきますね ⛄

暖房が活躍する分、空気も乾燥してしまうので、加湿器などをうまく使いながら、快適に遊びを楽しめる環境を整えていきたいですね。

【熊さんまわし🐻】 & 【ハンカチ落とし】

今回は、ルールのある遊びとして【熊さんまわし】【ハンカチ落とし】の様子を紹介します。

ゲームを始める前に、みんなで楽しく遊ぶための約束事を確認してから取り組んでいます。

合言葉は「まあいいか」ですよ~ ✨

👉【むっくり熊さん】を紹介した時にも触れましたが、【タッチできる場所】【タッチしない場所】を確認する際、【プライベートゾーン】についても確認しています

負けたら悔しい!…でも「まあいいか」
【プライベートゾーン】の確認

熊さんまわし 🐻】

準備したもの

熊のぬいぐるみ、カラーテープ、マット(30㎝×30㎝くらい)

遊び方

① 鬼(熊さんを持つ人)を決める

② 鬼以外の人は、輪になるように置いたマットの上に座り、手のひらが上を向くようにして、両手を後ろに置く

③ 歌に合わせて、鬼がみんなの周りを歩き、1人の手のひらの上に熊さんを置く

④ 鬼は1周走って、空いたマットに座る。熊さんを置かれた人は、熊さんをもって鬼を追いかけて、タッチする。

⑤ タッチされる前に鬼がマットに座ったら、次の鬼は熊さんを置かれた人に交代する。マットに座る前にタッチされたら、同じ人がもう一回鬼をする。

👉 空間認知苦手さのある子も多いため、座る場所にマットを置くことでどこが空いているのか=どこに座ればいいのか】をわかりやすくしています

👉 カラーテープで目印をつけることで、どこを歩けばいいのかをわかりやすくしています

👉 鬼が熊さんを置くまで待っている間は、最初は【目を開けたままで待つ】→できるようになったら【目をつぶって待つ】と少しずつステップアップしていくと、ハンカチ落としにも繋がっていきます

👉 歌が終わるまでに熊さんを置くというルールにすることで【いつまで待てばいいのか】をわかりやすくして、見通しを持てるようにしています

熊さんまわしを さあ はじめましょう~ 🎵

ハンカチ落とし】

準備したもの

ハンカチ、カラーテープ、マット(30㎝×30㎝くらい)

遊び方

① 鬼(ハンカチを持つ人)を決める。

② 鬼以外の人は、輪になるように置いたマットの上に座り、手のひらが上を向くようにして、両手を後ろに置く。目をつぶる。

③ 歌に合わせて、鬼がみんなの周りを歩き、1人の手のひらの上にハンカチを置く。

④ 鬼は1周走って、空いたマットに座る。ハンカチを置かれた人は、ハンカチをもって鬼を追いかけて、タッチする。

⑤ タッチされる前に鬼がマットに座ったら、次の鬼はハンカチを置かれた人に交代する。マットに座る前にタッチされたら、同じ人がもう一回鬼をする。

👉 適切な距離空間を捉えることに苦手さのある子も多く、「後ろにハンカチを置く」というだけでは【ちょうど良い距離・位置に置く】ことや【ハンカチを置かれたことに気づく】ことが難しく、トラブルに繋がりやすいです。【手のひらの上にハンカチを置く】というルールにすることで、【どこに置けばいいのか(鬼)】【どこに注意を向ければいいのか(待つ人)】わかりやすくしています。

👉 カラーテープで【→】マークをつけることで、【どの方向に進んだらいいのか】わかりやすくしています

👉 ハンカチを置いた後、【走る】だけでなく【四つ這い】【お尻歩き】【スキップ】など、色々な動きを取り入れることで、速く走ることに苦手意識がある子でも取り組みやすくしています

お尻歩きだと全然進まない~ 💦

今後も、色々な遊びの様子を紹介していきます。ぜひ、ご覧ください ♪

文責:中村 春馨

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