子ども　発達　ルール　集団遊び　ことば　音楽療法　SST　ライフスキル　プライベートゾーン　性教育　療育

みなさん、こんにちは。

お祭りごっこを行う予定だったのですが、もう少したくさんのおもちゃを準備した方が、もっと楽しむことができるのではないか・・・ということで、おもちゃ作りの期間を延長することに・・・

今回は、制作活動の後に、簡単なルールのある遊びを行って、体を動かす時間を作っています。

ルールのある遊び：むっくりくまさん 🐻

いくつかある遊びの中から、今回は【むっくりくまさん】の様子を紹介します。

歌に合わせて歩いた後に鬼ごっこが始まるというわかりやすいルールで、たくさん走って体も動かすことができるので、子ども達にも人気の遊びです 🎵

遊び方

① くまさん役（鬼）の人を決め、輪の真ん中に座る

② くまさん以外の人は、手をつないで輪になり、歌を歌いながらくまさんの周りを歩く

③ 歌が終わったら、くまさんがみんなを追いかける

④ くまさんにタッチされた人が、次のくまさんになる

👉【負け】を受け入れることが苦手 な子が多いので、最初に みんなで楽しく遊ぶための約束事 として【くまさんにタッチされても怒ったり泣いたりしない】ことなどを確認しています

👉 相手にタッチをするときに、力を入れすぎて しまったり、触られると嫌な場所 に触れてしまったりすることが多いので、タッチをしてもいい場所 と ダメな場所 を 具体的に確認 しています

タッチの確認の際、胸や臀部などは【自分以外の人が触れてはいけない場所＝プライベートゾーン】として伝えています。【包括的性教育】といわれると少し身構えてしまう方もいるかもしれませんが、プライベートゾーン について知ることは、子ども達が 自分自身を守る 方法を身につけることにも繋がります。また【嫌なことを「嫌だ」と伝える】こと、【「嫌だ」と伝えられたことをやらない】ことは、【自分のことも相手のことも尊重する】ことに繋がります。遊びの中に取り入れながら【自分も相手も大切にすること】は 子どもにとっても大人にとっても当たり前のこと として少しずつ身につけていけるといいなと考えています。