☆【野外活動:買い物 👛】

【活動(療育)の様子】

みなさん、こんにちは。

夏休みに色々な予定を立てている人も多いと思います。

ゆっくり休む時間も取りながら、楽しい時間を過ごしましょう 🎵

今回は、【野外活動:買い物 👛】の様子をご紹介します。

野外活動:買い物 👛

今回は、招待状作り の時に予告したように、7/25(月)~29(金)で行うサンドイッチ作りで必要な材料を買うために、近所のお店に買い物に出かけました 👛

買い物に出かける際には、買い物をする【目的】【必要なもの】【約束事】などの確認をしています。

・目的(=材料を買う):サンドイッチを作るために何が必要なのか

・役割分担:【誰が】【どこで】【何を】買うのか

・必要なもの:買い物に行くときに何が必要なのか

・約束事:歩いているときやお店の中での約束事

目的(=サンドイッチの材料を買う)の確認

翌週にクッキングでサンドイッチを作る予定であることを伝え、絵本やイラストカードなどを使って、サンドイッチを作るときに必要な材料の確認をしています。

役割分担

必要な材料の中で、今日は【どこで】【誰が】【何を】買うのかを確認します。

お店に行ったときに忘れてしまっても、思い出すことができるように、メモをとります。

👉 買い物メモは、穴埋め形式のワークシートを作成しています。自分が買うもののイラストに○をつけるようにすることで、文字の読み書きが苦手な子にもわかりやすくしています。

「ぼくはチョコ」「わたしイチゴジャム」

必要なものの確認

役割分担の確認が終わったら、買い物に行くときに必要なものは何かを考えます。ヒントは出しますが、できるだけ子ども達自身で考えて答えを出せるように促しています。

子ども達から「ふくろ(エコバッグ)」「お金」などの意見が出たところで、お金とそれを入れる財布を受け取るミッションに挑戦しています 👛

職員室に行き、中にいる職員に、【買い物にいくためにお金とお財布がほしい】ということを子ども達自身で説明して、お金とお財布を受け取ります。

👉 自分の要求ことばで相手に伝える練習です。【サンドイッチの材料を買いに行くために(理由)】【お金をもらいたい(要求)】ということを自分なりのことばで伝えます。全部を自分で説明することが難しくても、職員が質問をしたりしながら、ことばを引き出すような促しをしていくことで、少しずつ自分のことばで伝えることができるようになっていきます。

👉【自分で伝えることができた】【相手にわかってもらった】【ほしいものを受け取ることができた】という成功体験を積み重ねていくことで、自己肯定感を高めることにも繋がっていきます。

「500円ください」「ちがう!これは10円だよ」

約束事の確認

外出するときの基本的な約束事を、クイズにしたりイラストカードを使ったりしながら確認してから、出発します。

お店についたら、中に入る前に、役割分担やお店の中での約束事(小さい声で話す、買うものだけ触るなど)を思い出せるように確認しています。

「何を買うの?」「チョコクリーム」

お店の中に入って、いよいよ買い物です。今回は、スーパーの他に、コンビニや市場にも行きました。

・商品を探す

・商品のお金を支払う

・買ったものを受け取る または 袋(エコバッグ)に入れる

商品を探す

自分たちが買う商品が、お店の中のどこにあるのか探します。職員と一緒に店内を歩きながら、ここは野菜や果物、ここはお肉、ここは魚…など、何があるのか確認しながら探します。

👉 店内が混雑しているときは、職員の方で誘導することもありますが、探し方のヒント(売り場案内の看板を見る、冷蔵庫に入っているかどうかを考えるなど)を出して、できるだけ子ども達自身で考えることができるようにしています。

「どこかな~?」「あった!」

お金を支払う

スーパーやコンビニでは、レジのところに商品を持って行って支払いをしています。今回は市場にも行ったので、お店の人と直接やりとりをしながら、お金や品物の受け渡しをしています。初対面の人と1対1でのやり取りになるので、緊張している様子もありましたが、お店の方たちも子ども達に合わせて見守ってくださっているので、頑張ることができていました。

100円を何個出せばいいのかな~?

買ったものを袋にいれる

買ったものをエコバッグ代わりのビニール袋に入れます。たまごや瓶に入った調味料など、落とすと割れてしまうものもあるので、ゆっくりそ~っと袋に入れます。

袋から落ちないように…

みんなで買い物に行った材料を使って、次回はいよいよサンドイッチ作りです 🥪

今後も、色々な遊びの様子を紹介していきます。ぜひ、ご覧ください ♪

文責:中村 春馨

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