『健口体操』って何のこと?・・・と思いましたよね?
『 健 康 』ではなく、『 健 口 』!
その言葉の通り、お 口 の 健 康、お 口 の 体 操 です。
口周りにはたくさんの筋肉があります。
口腔周囲筋と呼ばれ、舌・頬・唇・顎などの筋肉が含まれます。この口腔周囲筋を使うことはとても大切です。
子ども達は、まだ口の発達が不十分な場合が多く、発音がハッキリしない子どもに『口の体操』を楽しみながら続けてみることで変化が出てきますよ。
口の体操をすることで、どんな効果があるのかと言うと…。
- 発音がハッキリする
- だ液の分泌の促進
- 噛む力、飲み込む力が鍛えられる(維持・向上)
- 口呼吸が鼻呼吸になり、口中の乾燥を防ぐ
- 表情が豊かになる
- いびきや歯ぎしりの改善
今日は、2つご紹介しちゃいます♪
【あいうべ体操】は、『あ』『い』『う』『べ』の4つの口の動きによって行う口の体操です。

●『あ』…「あ~」と口を大きく開ける

●『い』…「い~」と思い切り口を大きく横に広げる

- 『う』…「う~」と唇を尖らせて(タコのように)、強く前に突き出す

●『べ』…「べ~」と舌を突き出して下に伸ばす ※ 前に出すのではなく、顎先に向かって舌を伸ばすような感じ
👉 ポイントは…
- 4秒くらいキープ
- ゆっくりした動作で!
- 最初は10回くらいを目標に!できるなら1日3セットがおすすめ!
【パタカラ体操】は、『パ』『タ』『カ』『ラ』の4つの音を発声する口の体操です。
何故『パタカラ』なのか? それぞれの音の発声する仕組みに秘密があり、口の機能を高めるのに最適な音が『パタカラ』ということになります。
- 『パ』…唇を強く閉じて開いて出る音(唇をしっかりと閉めて発音)→ 唇の閉じる力
- 『タ』…舌先を上の前歯の裏につけて離すことで出る音(舌を上顎にしっかりとくっつけることで発音)→ 舌の前方への動き
- 『カ』…舌を喉の方に引いて出る音(喉の奥に力を入れて、喉を閉めることで発音)→ 舌の後方への動き
- 『ラ』…舌を上顎につけて離す時に出る音(舌を丸め、舌先を上の前歯につけて発音)→ 舌の上方への動き
みんなが知っている【きらきら星】の曲にあわせて歌うだけ 🎵
パ・パ・パ・パ・パ・パ・パー(きらきらひかる)
タ・タ・タ・タ・タ・タ・ター(おそらのほしよ)
カ・カ・カ・カ・カ・カ・カー(まばたきしては)
ラ・ラ・ラ・ラ・ラ・ラ・ラー(みんなをみてる)
パ・タ・カ・ラ・パ・タ・カー(きらきらひかる)
パ・タ・カ・ラ・パ・タ・カー(おそらのほしよ)
👉 ポイントは…
- ゆっくり
- ハッキリ
- 大きな声で!
- 2回目からは、少し早く歌うなどで工夫をしてみましょう 🎵
楽しく継続することで、変化が目に見えてきます。
どうやら、この『健口体操』は…顎のたるみやしわなどのアンチエイジングにもなるらしいですよ~ 🎵
大人も一緒に・・・Lets’ Try!
文責:だるまちゃん
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