みなさん、こんにちは。
季節はすっかり冬に移り変わり、寒い日が続いていますね。
ルールのある遊び:伝言ゲーム&ジェスチャーゲーム
今回は、ルールのある遊びの【伝言ゲーム】と【ジェスチャーゲーム】の様子をご紹介します。
【ことば(言語コミュニケーション)】【表情・体の動き(非言語コミュニケーション)】などを使って【相手に伝える】という、コミュニケーションの基本となる力を、ゲームで楽しみながら身につけていきます 🎵
① 順番を決める
② 1番の人は、別室に移動して、絵カードを見てキーワードを覚える
③ 2番の人の名前を呼び、呼ばれた人(2番の人)だけが別室に移動する
④ 小さい声(【レベル1】の声)でキーワードを伝える
⑤ 1番の人は自分の席に戻り、2番の人が3番の人の名前を呼ぶ
⑥ 一人ずつ順番に別室に移動して、キーワードを伝えていく
⑦ 最後の人は、自分が聞いて覚えたキーワードをみんなの前で発表する
⑧ 発表したキーワードが1番の人が伝えたキーワードと同じだったらクリア
👉 最初に【声の大きさ】の確認をします。絵カードなども使い、実際に色々な大きさの声を出して比べながら【レベル1】【レベル2】【レベル3】の声がそれぞれどの位の大きさなのかを具体的に伝えています。
👉 ホワイトボードに顔写真を貼って、順番を見て確認できるようにしています 👀
👉 次の人の名前を呼ぶことで、【誰に伝えるのか(=コミュニケーションの相手)】を意識することができるようにしています
👉 最初は、1つのキーワードを覚えるところから始め、子ども達の様子を見ながら、次は2つ、その次は3つ…と少しずつ増やすことで、難易度を調整しています
👉 クリアしたときに花丸カードを貼って、【できた】ことを目で見て確認できるようにすることで、次に挑戦する意欲にも繋がっています
👉 最後の答え合わせでは、最初は【絵カードを選んでみんなに見せる】→【みんなの前で発表する(ことばで伝える)】と段階を踏んで取り組めるようにしています
👉 順番を待っている間は、【何もしないで着席して待つ】ことが苦手な子も多いので、簡単なストレッチや手遊びなどをしています。【何をすればいいのか】を伝えることで、「椅子に座ってないとダメだよ」などと注意される状況にならないようにしています。

① 出題者の順番を決める
② 出題者は別室に移動して、お題のリストを見て、どんなジェスチャーをするのか決める
③ みんなの前で、ジェスチャーをする
④ 答えがわかった人は、手を挙げる
⑤ 手を挙げた人の中で、名前を呼ばれた人が答えを言う
⑥ 答えが合っていればクリア
👉 お題は複数用意して、出題者が自分でできそうなものを選んで取り組めるようにしています
👉【答えがわかったら手を挙げる】【名前を呼ばれてから答える】というルールを設定することで、【発言したいときにどうすればいいのか(=他者の注意を自分に向ける方法)】【誰が発言するのか(=誰に注目すればいいのか)】【いつ言えばいいのか(=適切なタイミング)】をわかりやすくしています
👉 クリアしたときに花丸カードを貼って、【できた】ことを目で見て確認できるようにすることで、次に挑戦する意欲にも繋がっています

「どうぞ」「忍者!」「正解」
今後も、色々な遊びの様子を紹介していきます。ぜひ、ご覧ください ♪
文責:中村 春馨
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