みなさん、こんにちは。
赤・黄・橙…など、様々に色づいた葉がきれいですね 🍂
運動遊び:忍者サーキット
今回は【忍者】になりきって【忍者修行】をしながら、室内で取り組める運動遊び【忍者サーキット】をしています。
👉【忍者】になりきるという子ども達が興味を持って取り組める設定を取り入れることで、苦手な動作や運動にも挑戦してみようというモチベーションに繋がります
👉 最初に、敵の忍者に見つからないように【忍び足=足音がしないように静かに動く】ことを確認しています
👉 1つの術(種目)をクリアするごとに、シールを貼ることで【できた】ことを目で見て確認できるようにしています
👉 タイルから足がはみ出さないように、よく見ること、慌てずゆっくり進むことがポイントです
👉 往復するコースにして往路と復路で別の色のタイルを通るようにする、片足立ちのままタイルの上で一時停止するなど、子ども達の状態に合わせて、難易度を調整しています
👉 手裏剣の動きをよく見てタイミングを合わせること、避ける時にマットからはみ出さないことがポイントです
👉 手裏剣の高さに合わせて、姿勢を変える(低い位置→ジャンプする、高い位置→しゃがむなど)ことがポイントです
👉 手裏剣の動きに注目することが難しい場合は、職員の合図を聞いて、避けることができるように促しています
👉 イラストを見てもわかりにくい場合は、職員が実際にポーズの見本を見せて、どのようなポーズなのかがわかるようにしています
👉 5秒間キープすることが難しい場合は、時間を短くしたり、数えるスピードを速くしたりするなど、子ども達の状態に合わせて調整しています
👉 新聞紙を使って隠れるためには、【自分の体の位置や大きさを把握】して【相手(敵忍者)から見えない位置】に【新聞紙を動かす】ことがポイントです
👉 敵忍者の動きは、前を見ているイラスト= 顔が見える と 後ろ向きのイラスト = 顔が見えない を使って、視覚的にもわかりやすく提示しています
👉 待っている人が敵忍者の動き(前を見ているか・後ろを見ているか)を教える役割 をすることで、何もしないで待つ時間が少なくなるようにしています
👉 四つ這いの姿勢のポイントは…【手の位置→肩の真下】【膝の位置→股関節の下】【手をパーにする】【肘を床につけない】【足の親指を床につける】
ポイントを意識して四つ這いをすることは、大人でもなかなか難しいですが、体幹のトレーニングにも繋がるので、遊びの中に取り入れながら楽しく続けていきたいと考えています 💪
👉「ゆっくり」と声をかけられても、自分の体の動きの調節が苦手な子ども達にとっては、どうしたら良いのかわからないことも…「音が出ないように」と具体的に伝えることでイメージがしやすくなり、【ゆっくり】【慎重に】動くことに繋がります
忍者サーキットが終わった後でも、「忍者になって静かに行くよ」と声をかけると、見事な【忍び足】で移動する子ども達の姿が見られています ✨
「うるさくしたらダメ」など、否定的な言葉で行動を止められるよりも、「忍者になって静かに行く」と肯定的な言葉で伝えることで、子ども達も何をすればいいのかわかりやすい(【忍者=忍び足】とイメージできる)ため、結果的に【静かに移動する】という、【子ども達にやってほしい行動】を引き出すことに繋がります。
今後も、色々な遊びの様子を紹介していきます。ぜひ、ご覧ください ♪
文責:中村 春馨
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