📚 こんな本、ご存じですか? vol.2

【 参 考 図 書 】

みなさん、こんにちは ☆

今回ご紹介する本は、保護者にも関係機関の方にも参考になるのではないかなぁ…という本のご紹介です。いつもたくさんある本の中から、自分にとっても、誰が手に取って読んでも、わかりやすく読みやすい参考図書は…と思いながら探してきます。もちろん、一番は私自身が勉強する必要があって探してくるんですけどね…。

文責:だるまちゃん

『発達障害の子どもを伸ばす魔法の言葉かけ』

周りの大人からの適切な「言葉かけ」で、発達障害の子どもは大きく伸びていきます。 家庭でも楽しみながら行える、ABA(応用行動分析)を利用した「言葉かけ」の方法を具体的にわかりやすく紹介されている本です。

《毎日の生活の中で、すぐできる!!》

  • 手を洗うときの言葉かけ
  • 散歩のときの言葉かけ
  • いっしょに料理をするときの言葉かけ
  • 食事をしながらの言葉かけ
  • 遊びながらの言葉かけ など

ABA(応用行動分析学)とは…人間の行動を個人と環境の相互作用の枠組みの中で分析し、実社会の諸問題の解決に応用していく理論と実践の体系

『発達が気になる子の学校生活における合理的配慮』

作業療法の観点から、学習上のハンディをもつ子ども達に対して学習の機会を奪わないように、具体的な方法が提案されている本です。
合理的配慮の方法について、学校生活の「忘れ物が多い」「マット運動ができない」などの81場面ごとに分けて、イラストで具体的に解説されています。

合理的配慮は難しいものではありません。ちょっとした工夫環境の配慮で、発達が気になる子どもも等しく教育の機会を得ることができます。

「どうしてできないの?」「なぜこんな簡単なことができないの?」から一歩進んで、子どものことを理解できないと思う場面でも、子どもにはそれぞれ原因や理由があります。それを知っていれば、目の前の子どもとのやりとりも随分変わってくるのではないでしょうか?
多くの子どもをみてきた専門作業療法士・鴨下賢一先生が発達が気になる子どもへ向けた支援本として、作業療法の視点からの具体的な支援方法など、子どもへの理解が深まります。
 ※ 保護者が学校に合理的配慮を申請する際に役立つシート付き

【合理的配慮】とは…学校(教育現場)における【合理的配慮】とは、過度な負担になりすぎない範囲で、社会的障壁を取り除くために必要な配慮を行うこと。【合理的配慮】は、「一人ひとりの障害の状態や教育的ニーズ等に応じて決定されるもの」です。(複数の児童生徒に共通して対応するものは「基礎的環境整備」と言います)。

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