
2023年度、最後の『ちょこっとあっぷっぷ』でしたねぇ‥。
今の時代、保護者会や父母の会などの提案をしても仕事をしている保護者が多いため、なかなか集まることが叶わず…。それでも‥少しでもあっぷっぷの保護者同士で情報交換や横の繋がりも持ってもらいたいとの願いも込めて始めた『ちょこっとあっぷっぷ』。それならば、ただ集まるだけではなく、必要な知識などもキャッチしてほしいと思っているため、外部講師などを招き、お話をするきっかけ作りをしてみました。
2024年度も…『子育てに‼』『保護者への情報提供に‼』などなど、いろいろ企画をしながら保護者同士が繋がりを持てるようなことを検討していきます。
『こんなことしてほしい‼』などの要望がありましたら、いつでも気軽にご相談ください💕
・【テーマ】『令和の時代を生き抜くためのお金の教室』
・【日にち】2024年1月24日(水)
・【時 間】10:00~12:30
今回の『ちょこっとあっぷっぷ』では、札幌市を中心に子育て世代のパパママ専門にファイナンシャルプランナー(お金の先生)として活動をしている織田 英市(おりた えいいち)さんを講師としてお招きしました。
お金に関わる様々なお話の中から【子どものおこづかい】に関する話について、ご紹介します。
A:① 子どもに【お金】というものの概念がついた時から ②【物をお金で買う】ということを知った時から。
A:①ご家庭に合った金額を子どもと一緒に決めた方がいい ②家族で話し合いをして共通認識を作ることが大切
A:渡し方によって3つのタイプに分けることができる
① 定額タイプ:週単位や月単位等、一定の期間に一定の金額を渡すもの
👍 お金の管理を学ぶことができる
② 報酬タイプ:お手伝いなどの働きに応じて、お小遣いの金額が決まるもの
👍 お金=仕事の対価だということがわかる
③ ミックスタイプ:報酬制と定額制をあわせたもの
A:おこづかいのルールを決めて取り組むことが重要‼ 子どもと一緒にルールを決めることで、家族で共通認識を持って取り組むことができる
A:【貯蓄すること】が一番のメイン!
👍 子どものうちにやっておくと、大人になってもできる ✨
① 計画表でルールを決める
💡【何をしたのか】を記憶に残しておく
- 【お家の人が払うお金】:筆記用具、お菓子等、必要なもの
- 【自由に使えるお金】:ガチャガチャなど自分の楽しみ
- 【人のために使う「ありがとう」のお金】:家族や友達の誕生日プレゼント、寄付等
- 【貯金のお金】:自転車や価格の高いゲーム等を買うため、投資の勉強用

② おこづかい契約書
取り決めしたことを紙に書いて、見えるところに貼る
💡 おこづかいを渡すときは、契約書の前で渡す(取り決めした内容の確認)

③ おこづかい帳を使う

④ お金の管理
👍【封筒】を使うとよい!
※ 最初は、何に使うお金なのかによって、3~5つくらいに分けて、管理を覚える
😢 お金が見えないと子どものテンションが上がらない
→ 最初は中が見える袋を使う(100円ショップ等にあるラッピング袋)
💡 こういう渡し方も・・・

小学校3年生の子どもに、月3,500円のおこづかいを渡しているという家庭もあります。

小学3年生に月3,500円って・・・多すぎじゃない⁉

そのお子さんは、習い事(スイミングスクール)をしていて、月謝が3,000円です。
おこづかいを渡すときに、
① 最初に3,500円を子どもに渡す
② 渡した3,500円の中から、月謝分の3,000円を保護者が受け取る
③ 残った500円は、それ以外のことに使える
というやり取りをしています。

自分のおこづかいの中から、月謝分のお金がなくなるのか…💸
習い事(スイミング)にかかるお金が
【自分のために使った】お金だということが
子どもにもわかりやすい方法なんだな~✨
☆ おこづかいは、親が一番最初にできるお金の教育!
文責:中村 春馨
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