☆【行事:お祭りごっこ②~お買い物ごっこ編~】

【活動(療育)の様子】

みなさん、こんにちは 🌞

新学期が始まって、約1週間 🏫 学校行事やそれに向けた練習なども始まり、疲れやすい時期でもあります。無理せず、休養を取りながら楽しく過ごしたいですね。

行事:お祭りごっこ②

前回の【お祭りごっこ~ゲーム編~】に続いて、今回は【お祭りごっこ~お買い物ごっこ編~】の様子をご紹介します 👛

今回は、子ども達が作った【プラバンキーホルダー】【牛乳パック鉄砲】の他に【乗り物(車、電車)】【リストバンド】【指輪】を用意して、お買い物ごっこをしました。

お買い物ごっこの流れ

① お財布とお買い物券を受け取る

② お買い物券の種類と枚数を確認して、お財布に入れる

③ 自分の名前がついた袋とお財布を持って、買いたいおもちゃの列に並んで順番を待つ

④ 順番が来たら、買いたいおもちゃを選ぶ

⑤ お財布からお買い物券を出して、お買い物券箱に入れてから、おもちゃを受け取る

⑥ 買ったおもちゃを自分の袋に入れる

👉 今回は、どの子どもにもわかりやすいように、お金ではなく、お買い物券1枚とおもちゃ1個を交換する形でお買い物をしています

👉 お買い物券には、写真をつけて、文字を読むのが苦手な子にもわかりやすくしています。また、お買い物券箱にも同じものをつけることで、【どこに】【何を】入れるのかをわかりやすくしています。

👉 お買い物をする前にお買い物券の種類と枚数を確認することで、【どんなおもちゃがあるのか】【何個買えるのか】など、見通しを持ってお買い物ができるようにしています

「指輪は、1枚だけだ」
「キーホルダーは…3枚ある」

自分の要求(~したい)を伝えることは、他者とのコミュニケーションの基本となる大切なポイントです。そのためには、自分が何をしたいのかを相手にわかってもらう=相手にわかりやすく伝えることが必要です。

お買い物ごっこは、要求を伝える(○○のおもちゃがほしい)→相手に伝わる・理解してもらう(どのおもちゃがほしいかわかる)→要求が満たされる(ほしいおもちゃが手に入る)というように、人とのやりとりの流れを目に見える形で確認しやすい遊びです。遊びを通して、コミュニケーションの基本的な部分を楽しみながら身につけていくことにつながります。

「どれにしようかな~?」
「僕、作ったのあった!」

子ども達は、たくさんあるおもちゃの中から【自分が作ったおもちゃ】を探してお買い物をしています。「僕が作った○○だ」「私は△△を作った」「これは□□君が作った」など、誰がどんな物を作ったのか、作った時のことなども振り返りながら、目の前にある【自分の作品・お友達の作品】をよく見ています。

【自分の作品・お友達の作品】が【大事なおもちゃ】としてお店に並んでいるところを見てお買い物することを通して【自分の作品・お友達の作品=大事な物】だということを改めて確認することにもなります。自分自身でも、友達や周りの人からも【大事な物】として認められる経験は、自己肯定感を高めることにも繋がっていきます。

自分の分以外に、家族の分も選んでプレゼントする姿も… 🥰

袋がいっぱいになるくらいお買い物をして、ニコニコ大満足の子ども達でした 😊

今後も、色々な遊びの様子を紹介していきます。ぜひ、ご覧ください ♪

文責:中村 春馨

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