☆【行事:合同レクリエーション👟】

【活動(療育)の様子】

みなさん、こんにちは。
4月になり、新しい環境での生活がスタートしますね。
短い春休みですが1年前の姿を振り返ってみると、子ども達の変化に改めて気づくこともあるのではないでしょうか。頑張ったこと、できるようになったこと等…気づいたことは、是非ことばにして伝えてほしいと思います。
そして、子ども達の変化は、保護者の皆様や周囲の支えがあってこそ ✨
子ども達のことはもちろん、大人のこともぜひ振り返ってみてください。
認められたり褒められたりすることは、子どもにとっても大人にとっても自信になります
子どもも大人もお互いに褒め合って、新しい環境でチャレンジするパワーをチャージしていきましょう 🥰

合同レクリエーション

長期休み恒例になっている、小樽市内の他事業所(くれよんサンシャインキッズ)との合同レクリエーション 🎵

春休みは、3/27(木)と3/31(月)の2日間、いなきたコミュニティセンターの体育館を貸し切りにして、たくさん体を動かしながら、みんなとの交流を楽しんできました 😄

【 プ ロ グ ラ ム 】

ラ ジ オ 体 操
挨拶
ゲ ー ム

★ じゃんけん列車
★ リレー
★ 綱引き
★ ひっくり返すが勝ち
★ なべなべ底抜け

※ 子ども達の様子を見ながら、途中で休憩時間を取っています

④ 挨拶(全体活動終わり)

自由遊び(全体活動が始まる前の時間に鬼ごっこ等を楽しんでいます)

ラ ジ オ 体 操
 準備運動として、みんなで輪になって【ラジオ体操第一】をしました
👉 今回は、見本役の職員もみんなと一緒に輪の中に入って実施しましたが…自分で覚えて取り組むことができていました 👏 
着実にレベルアップしていますね 🆙⤴⤴

挨拶(はじまり)
 事業所ごとに立ち上がり、みんなで一緒に挨拶しました
👉 先に職員が「あっぷっぷです。よろしくお願いします。」と言うことで、子ども達が後に続き「よろしくお願いします!」とスムーズに言うことができました♪

ゲ ー ム
 全部で5つのゲームを行いました。
 どのゲームも【ルールの説明をする】→【職員が見本を見せる】→【みんなで取り組む】という流れで行っています

🚂 じゃんけん列車

① 歌に合わせて体育館の中を歩く
② 合図を聞いたらストップして、近くにいる人とジャンケン
③ 負けた人は、勝った人の後ろに連結
④ ①~③を先頭が一人になるまで繰り返す

👉 感覚が敏感で他者に触られるのが苦手な人や、力加減が苦手な人も… 💦
連結する時は、前の人に肩や腰をつかんでもいいのかを聞くこと、体に触れられるのが嫌な時は服をつかんでもOKというルールにしています

🚂 約30人が連結した長~い列車…前後の人とくっつきすぎず、離れすぎず、丁度良い距離とスピードで歩くためには、前後の人の動きに注目して、自分の動きを調節することがポイント!単純なようで意外と難しい 💦

🏃 リ レー

① 3チームに分かれて、チームの中で走る順番を決める
② 各チーム1人ずつバトンを持って、合図を聞いて、スタート!
③ 体育館を1周するコースを走り、次の人にバトンを渡す
④ アンカーが最初にゴールしたチームが勝ち

👉 コースの一番内側のライン上に三角コーン等の目印を多く設置して、どこを走ればいいのかをわかりやすくしています(ショートカットして反則になってしまうことを避ける)
👉 事前に職員が子ども達のバランスを見てチーム分けをしていますが、走る順番は子ども達同士で話し合って決めています(自己決定

順番決めの話し合いの場面では、子ども達だけでスムーズに進めることはまだ難しい姿も‥ 💦
みんなで話し合うためにまずは近くに集まること、自分のやりたいことを相手に伝えるためにはどうやって言えばいいのか、やりたいことが同じ時にはどうすればいいのか…等々、【話し合って決める】ための基本を確認するところから取り組んでいます 👦👧

子ども達は、「1番がいい」「アンカーがやりたい」「(ジャンケンで負けて)○番でもいいよ」等、自分の意見を言ったり、思った通りにならないことも受け入れたりしながら、楽しく参加していました 😄
チームメイトに「内側を走った方がいいよ」とアドバイスをしたり、最後に走っている子どもに対してチーム関係なく「頑張れー!」と応援する姿もありましたよ ✨

休憩タイム

休憩時間に飲むジュースを、館内の自動販売機で自分で選んで購入しています 👛
ジュースを飲む時に、ついつい一気に飲みすぎて「(後から)飲むものがない 😢」「もっとのどが渇いた 😫」となってしまいがち…「飲みすぎないように気を付けてね」と言われても、その調節が難しい… 💦
👉 一回で飲む量を「ごく、ごく、ごく(3口)」と具体的に伝えて【丁度良い量(適量)】を意識できるように促しています

👉 誰のジュースなのかがわかるように、ペットボトルホルダーをつけて名前がわかるようにしています
以前はこのホルダーをペットボトルにつける時に苦戦していたのですが…今回、ほとんどの子ども達が大人の手伝いなしに自分でつけていましたよ ✨ 着々とレベル 🆙⤴⤴していますね~👍

💪 綱 引 き

① 両サイドに分かれて綱の横に立ち、「よーい(しゃがんで綱を持つ)」「スタート(引っ張る)」の合図で引っ張る
② 綱の真ん中についている赤い印が、目印の白い線を超えるまで自陣側に引っ張ったチームが勝ち
※ 3チームに分かれて、2チームずつ総当たり戦(子ども同士)
※ 子どもチーム対大人チームでも対戦

👉 綱の持ち方(綱の下から掴む)、立ち位置(綱を中心に左右交互に並ぶ)を確認してからスタートしています

大人チームも真剣勝負なので、子どもチームが負けてしまうことも…💦
「勝てるわけないじゃん…」と弱音がこぼれる姿もありましたが、諦めずに挑み続けて、最後は子どもチームが大勝利~👏「よっしゃー‼」とガッツポーズやハイタッチで喜び合いました😄

① オセロのように裏表が違う色(赤■と白□)になっているカードを、コート内に置く
② 制限時間内に、カードをひっくり返して、自分たちのチームの色のカードを増やす
③ カードの数が多いチームが勝ち
※ 3チームに分かれて、2チームずつ総当たり戦

👉 カードをひっくり返した後に自分たちのチームの色にするということは、コート内にあるカードを探すときは、相手チームの色のカードを探す必要があります。
何色のカードを探して何色に変えるのかを覚えることがポイントです
(白を見つけてに変える□→ / を見つけて白に変える→□)。
👉 1度ひっくり返して終わりではなく、すぐに相手チームにひっくり返されてしまう可能性が高いので、周囲をよく見て、自分がひっくり返すカードを探すことが重要です 👀

立ってコート全体を見てカードを探す人、低い姿勢のまま素早く移動する人、あまり移動しないで自分の近くに狙いを定めてひっくり返す人…等々、それぞれ自分なりの作戦を考えながら取り組んでいました 👏
スタートの合図の前、ストップの合図の後にひっくり返したカードは無効ですが、ついついストップの合図後にカードに触ってしまうことも… 💦
職員が元に戻していたのですが、ハッと自分の間違いに気づいて、ひっくり返してしまったカードを自分で元に戻す素敵な姿もありました ✨
間違えずにできることも大切ですが、自分で間違いに気づいて修正できることも同じくらい大切なことですね 💮

🍲 なべなべ底抜け

① 1人ずつバラバラの状態からスタート!
② 合図を聞いて、職員が指定した人数で集まってチームを作り、向かい合わせに手をつないで輪になる(2人組、4人組等)
③「なべなべ底抜け~」の歌に合わせて、チーム全員が手を離さずにくるっと回って、背中合わせになる
④ もう一度「なべなべ底抜け~」の歌に合わせて、チーム全員が手を離さずにくるっと回って、向かい合わせに戻る

👉 チーム作りでは、人数(何人組を作るのか、あと何人必要か)を把握して、お互いに声をかけ合うことが重要なポイントです
特に大人数のチームを作る場面では、近くにいる人同士で集まるだけでなく、別のチームと合流したり、チーム内で数人ずつ分かれたりして、指定された人数にぴったり合うように調整する必要があり、なかなか難しい 💦
👉 くるっと回る時は、トンネルの位置と最初にトンネルをくぐる人
(トンネルから一番離れた位置にいる人)を確認することがポイントです

子ども達同士で声を掛け合って確認することはまだ難しい姿が… 💦
職員から「今、何人いるの?」「あと何人?」「トンネルはどこ?」「トンネルから一番遠い人は誰?」等、何を確認すればいいのかを具体的に示すサポートをすることで、子ども達もチームの人数を数えて確認したり、トンネルをやりたいと手を挙げたりする姿がありました。

秘密兵器登場⁉

今回の種目は、勝敗がはっきりわかるゲームが多いため、【負け】を受け入れることが苦手な子ども達にとっては、イライラしたり、悔しい気持ちに上手く折り合いをつけられない場面があることも予想できました 😅
そこで、事前にみんなで楽しむための約束事
(勝っても負けても「まあいいか」)を確認することに加えて、気持ちの切り替えやクールダウンに繋げやすくするためのサポートアイテムとして、イヤーマフを準備しました。

👉 活動開始前に、子ども達に全員に次のように説明しました
① 今日は「秘密兵器」を持っています

②「イライラする 😠」「うるさい 😣」と思ったり、怒ったり泣いたりしたくなったら教えてください
③ すぐに秘密兵器を貸します

活動前半は、全く出番のなかった秘密兵器ですが…
後半【負け】が積み重なってしまったり、集中力が途切れがちになってくると、子ども達自身から「なんかイライラするから貸してほしい」と伝えてくれました 👏
自分からSOSを発信することが苦手で、以前は気持ちを崩してしまったり、その場から離れることで気持ちを立て直したりする姿もあったのですが…
今回【どんな時に】【どんな方法で】伝えればいいのかを【具体的に伝える】ことで、気持ちが崩れる前に自分からSOSを発信できたことがとっても素晴らしい ✨
秘密兵器は1つしかなかったのですが、子ども達同士で交代しながら使っていましたよ 😄

サポートアイテムを使う際は、アイテムなしで過ごせなくなってしまうのでは…という心配もあると思います。ずっとつけっぱなしではなく【必要ない時は使わない】【使いたい時はいつでも使える】という形で取り入れていきたいと考えています。
また【いつでも使える】ということが安心感に繋がり、実際には使わなくても【もしもの時のお守り】としての効果も期待できます。

※ 実物を見てみたいという方は、お気軽に職員に声をかけてくださいね 😊

<span class="fz-12px">だるまちゃん</span>
だるまちゃん

今回も、保護者のみなさまに、たくさんのご理解とご協力をいただき、実施することができました。ありがとうございました。

今後も、色々な遊びの様子を紹介していきます。ぜひ、ご覧ください ♪

文責:中村 春馨

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