「まり」の絵と、擬音だけで展開していく、とてもシンプルな絵本です。
あっぷっぷの始まりの会で読んでみると…
子ども達の反応がとても良い😄!!
「ぼちゃん」(まりが水に落ちる)
「ぶくぶくぶく」(まりが沈む)
水面が静まる…
「ぷか」(まりがぽっかり浮く)
絵をじっくり見ていた男の子が、
「わぁ、浮いたぁ~ 🤩✨」と、呟きました。
絵と擬音だけで浮いたと理解している。
…ということは、物は水に沈むということも理解しているはずなんです。
職員みんなで感心 💕
絵を見て、想像し、言葉にできたことが、とっても素敵。
絵本を「読む」とよく言いますが、まさにこのことだなぁと実感する瞬間でした 🥰
また…
「ぱしっ」(まりが棒に当たる)
「ひゅーーん」(飛んでいく)絵を見て
「飛んで行っちゃった~!(笑)」と、笑う男の子も…。
たった、ふた言と、絵だけで、子どもの頭の中では絵が動き出し、物語になっている。
子どもの持っている素晴らしい才能です 😊
この男の子の想像の世界で、「まり」は、どこまで、どんな風に飛んでいったのでしょうか… 😁

谷川俊太郎さんならではのリズミカルな言葉と、シュールな絵が、なんとも癖になること間違いなし!!
あっぷっぷの子ども達も大好きな一冊です 📚💕
是非、手に取ってみてください ✨
文 責:田場 依子
出 典
文 / 谷川 俊太郎 絵 / 広瀬 弦 出版 / クレヨンハウス 初版 / 2003
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