あっぷっぷで利用させていただいている小樽市立図書館の「貸出文庫」サービスの中から、とびきりかわいらしい一冊を見つけてしまいました 😍
「おかあさんったら あかのこと、なんにもわかっていないんだよ。」
なんだか、ドキッとさせられる一言から始まります 📚
女の子は「あか」が、だいすきです。
どんな色よりも世界で一番、「あか」が、だぁ~いすき! なんです。
お母さんは「こっちにしなさい。そのワンピースにはしろのほうがあうでしょ」って言います。
でも「あかい」靴下が一番!!
「あかいピンどめをすると、髪の毛が笑いだすんだよ。」
「あかい絵の具を使うと、うたが聞こえてくるんだよ。」
こんなにも表情のある、瑞々しい言葉も出てきます 🥰
お母さんに何を言われても、女の子にとっては「あかは せかいで いちばん すてきないろ!!」なんですね ✨
子育て中って‥
「これ着たい!」「今日は寒いからこっちがいいよ~」
「これ着たい!」「上下柄物はやめて~」
「これ着たい!」「穴が開いてるでしょ~」
なんて、親子の会話はあるあるですが…(笑)
この物語を読むと子どもの「これが好き!」「これがいい!」には、理由があるんだなぁって気付かされますね 😊
そんな子どものこだわりを大人が一緒に分かち合うと、思い通りにならなくても、子どもは共感してもらったことの喜びで、気持ちに折り合いをつけ、次の行動に切り替えることができるかもしれません。
カナダでは1982年に刊行され、ロングセラーなのだそうですよ!
この度日本でも復刊!!とても嬉しいですね ✨
「何色が好き??」そんな会話だけでも楽しみが広がるかもしれません 💕
文責:田場 依子
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