📚「やさいのおなか」

【 お 知 ら せ 】

今月のクッキング「一汁一菜・生きる力を育むクッキング」をテーマに、お味噌汁・豚汁・卵焼き・おにぎり を、日替わりで作りました!!

子ども達は、必要な材料を自分達の足で買いに行き、調理工程を確認しながら実際に作っていきます 🔪✨

豚汁には様々な「野菜」が入っていることから普段意識することのない角度から野菜を見ることで、新しい発見があるといいなぁ…。」との思いから、クッキング導入時に読んだ一冊をご紹介させていただきます 📖

表紙はタイトル通り、野菜を輪切りにした状態の「野菜のおなか」の絵。
まるで人間のレントゲンみたいですね(笑)

ページをめくると…
「これ なあに」の言葉と
白黒で描かれた野菜のおなか(輪切り)…

次のページには
カラーになった野菜のおなか(輪切り)と…
正解の野菜の全体像が描かれています。

次々と現れる野菜のおなか(輪切り)。
11種類の身近な野菜達が登場します 🥕

絵本を見ている子ども達の様子は…
一つ一つ、「これは、何の野菜だろう??」と、とても一生懸命に考えています 🤔

野菜はとても身近な存在。
でもでも!おなか(輪切り)となるとすぐに思いつかない 😫

でも、きっと自分が知っている野菜のはずだ!と、期待を持って、自分の知識から正解を導き出そうとしているような表情が伝わってきます 😌✨

「さつまいも」のおなかの正解を導き出すことに苦労した男の子。

実際に豚汁を作っている途中で、じゃがいもを切ると、「絵本のさつまいものお腹に似てるね!外側に少し線が入っているよ!」と、気が付いてくれました 👏

絵本から得た特徴をしっかり覚えていたんですね 😊
絵本を読み取る力と、子どもの吸収力に、感動し、とても嬉しい瞬間でした ✨

スーパーで年中手に入る野菜。
何気なく調理し、当たり前に食べていますが、切り方によって野菜の表情が変わる面白さ!!
そして、視点の角度を変えてみるという、思考の機転が、この絵本の魅力のように感じます 😌
お家でのお手伝いの時などに読んでみると、一味、ふた味違ったお手伝いになるのではないでしょうか?

是非、手に取ってみてください 💕

文責:田場 依子

出典

さく・え / きおうちかつ   出版 / 福音館書店   初版 / 1997年

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