☆【運動遊び：サーキット】

みなさん、こんにちは。気温の高い日が続いていますね。

「北海道は梅雨がない」とも言われますが、「蝦夷梅雨」と言われる、雨でジメジメした天気が続く時期があります ☔

外で思い切り体を動かすことも難しいので、子ども達も発散できずにイライラしてしまうことも… 😞

今回は【運動遊び：サーキット】の様子をご紹介します。

運動遊び：サーキット

室内でできる運動遊びをいくつか組み合わせて、サーキットをしています。

今回取り入れた種目は4つ‼

👉【速くゴールすること】に意識を向け過ぎて、一つ一つの動きが雑になってしまうことも多いので、【動きを止める】場面を意図的に作ることで、スピードを緩められるようにしています

ケンパ

カラーテープの枠やホースで作った輪からはみ出さないように、片足・両足でジャンプしながら、スタートからゴールまで行きます。

👉 カラーテープの枠は、色分けをして、足を置く位置をわかりやすくしています

　※ 片足（ケン）→ 青、両足（パ）→ 赤

👉 ホースの輪は、ホースの太さの分、高さがあります。足を置く位置だけでなく、ジャンプの高さも必要になるので、少し難易度が高くなります

👉 子どもの状態に合わせて、輪（枠）の間隔やコースの長さを調節しています

ポーズを5秒間キープ

裏返しになっている複数のカードの中から1枚選び、カードに描かれたイラストと同じポーズをします。

5秒間キープできたらクリアです。

👉 マットを置いて、どこでポーズをとるのかをわかりやすくしています

👉 カードのイラストは『どんなポーズなのか』に注目できるよう、ピクトグラム（白黒のシルエット）のイラストを使用しています

👉 自分の体の動きをイメージする ＝ 自分の【体のどの部分】を【どのように動かすのか】を考えることがポイントです

👉 バランスをとって同じ姿勢を保つ＝【体幹の筋力】が必要になるので、体幹のトレーニングにもなっています。

動く棒をジャンプで避ける

マットの上で、ジャンプしたり、しゃがんだりしながら、職員が動かす棒に当たらないように避けます。

👉 キャラクターのイラストをつけて、棒の動きに注目できるようにしています

👉 棒の高さや動く方向によって、自分の動きを変えなければならないので、複数のことに注意を向けて、体の動きを調節する練習になります（低い位置→ジャンプする・またぐ、高い位置→しゃがむ・伏せるなど）

👉 子どもの状態に合わせて、棒を動かすスピードを変えたり、次の動きを予告したりすることで、難易度を調整しています

👉 マットの中で動ける範囲を限定すると、さらに難易度が上がります

紙コップ積み

裏返しになっている写真カードの中から1枚選び、写真と同じ配置になるように、カラー紙コップを積み上げます。今回は5色（白・黄・青・緑・桃）の紙コップを使っています。

👉 色と位置（前・後・左・右・上・下）の両方に注目することがポイントです

👉 上に積むときは、複数の紙コップの間に乗せる必要があるので、紙コップの間隔を調整することもポイントです。距離感をつかむ練習にもなります。

👉 同じ配置に積み上げた後は、次の人が使いやすいように、紙コップを元の位置に戻すこともルールとして取り入れています。片付けや整理整頓の練習にもなっています。

今後も、色々な遊びの様子を紹介していきます。ぜひ、ご覧ください ♪

文責：中村　春馨