🐣 泣く子も笑う…秘密兵器 ⁉

【だるまちゃんのつぶやき】

2023年の1月から、あっぷっぷに通い始めたK君。

見学の時も入室からしばらく号泣しながらの体験‥。でもね‥。

そこは、あっぷっぷの職員が上手に関っていて、帰り際には職員にもす~っかり慣れ、保護者から離れて職員とお絵描きして楽しんでいる様子が見られていましたね~ 🎵(あ~懐かしい‥ 👀)

見学体験から時間が経ち、ようやく受給者証が発行され、保育所にお迎えに行った初日 😍

保育所の玄関で待っていると、保育所内に響き渡る泣き声が‥。予想通り、あっぷっぷの職員が抱っこしようとすると保育所の先生にしがみ付いて泣くK君。もちろん、車に乗車してからも‥号泣 😭

あっぷっぷ着くまでの間に泣き止むことできるかなぁ…と思い、『わらべうた』を歌ったり、手遊びをしてみましたが目も合わせてもらえず、さらに号泣 😭 

あっぷっぷに着き、玄関に入った途端、号泣 😭

それでも、活動に参加する頃には泣き止み、一安心。‥と思ったのも束の間。

場面が切り替わるごとに…床にひっくり返って、号泣 😭

初日は、泣いたり、泣き止んで楽しく遊んだり…の激しい一日を過ごしていたのは言うまでもありません。職員みんなの頭をよぎったことは、もしや長期戦を覚悟しなければならないかも…と。

そのため当然ですが、2日目も3日目も『保育所→あっぷっぷ』へ向かう車内では号泣 😭 でも‥。

回数や時間の経過と共に、あっぷっぷで過ごす時間に慣れ、泣かずに活動に参加、泣いている時間にも変化が…。あっぷっぷの職員みんなに抱っこされても、嫌がることも泣くこともないのに…。

何故か、お迎えの車内では、相変わらずの号泣 😭

「K君からしてみれば、まだそれほど親しくない大人が急に来て、慣れている保育所から連れて行くことに見通しが立たないから‥とても不安で怖いことかもなのかも…。」と、推測する職員達。

そこであっぷっぷの職員は考えましたよ~ ❤ 何とか安心できる方法はないものかと‥。

「これからあっぷっぷに行くよ~。一緒に遊ぼうね~。」と言葉で説明したところで、号泣しているK君の耳には入らない。数日、通所していた様子から、友達の動きや職員の様子職員の顔をよく観察していたK君だったので、『あっぷっぷ=楽しい場所』がわかるように写真を準備し、『視覚支援』=【視覚的に伝える方法】と、その写 真をコミュニケーションツールとして、言葉は添える感じで関わってみることに…。

マンション入り口
あっぷっぷの玄関
うさぎ部屋
写真の中身は…
  1. あっぷっぷの室内
  2. 玄 関
  3. K君が気に入って遊ぶ玩具
  4. 友達や職員の顔
くるくるチャイム
スロープ
ハンマートイ
型はめ:車
ママボール
型はめ:形

あらゆる物や人の写真をカードリングにまとめ、いざ保育所へ向かう職員。

車内で号泣し始めたK君の視界に入るように、持参していた秘密兵器を目の前で見せてみると‥。

あら、不思議⁉ 写真を見て一瞬泣き止み、また号泣 😭‥? 

でも、だんだんと車内で泣いている時間が短縮され、笑顔であっぷっぷに向かうことができるK君に…❤そこからはあっぷっぷに到着しても泣かずに過ごすことができるように…🎵 泣かずに通所するようになってからのK君の成長は…凄い、凄い 🎶 通所後の身支度は自ら進んで誰よりも早く終わらせ自由遊びも笑顔で楽しむことができるように…へ~んしん ❤

通所開始から、やや3か月目になりましたが…

現在のK君はというと…一緒に通っている友達や職員と楽しくやり取りしながら、『保育所→あっぷっぷ』に向かう道中を笑顔で過ごしていますよ~ ❤

友達が「あっぷっぷ!(に行くよ)」と言うと、真似して「ぷっぷ!」

玄関やあっぷっぷの室内の写真を見て「ぷっぷ!」と職員の顔を見て教え…。

玩具の写真を指差して「今日も遊ぶぞ~ 🎵」と言いたげに、職員の顔を覗いて楽しげなK君。

今では、車外にも目を向ける余裕が出き、通り過ぎるバスや車を指差し「ブーブー」と言ったり…。

隣に乗っている友達と職員がにらめっこしているのを見て、声を出して笑ったり…。とっても落ち着いて、楽しく通えるようになり、職員み~んな一安心 ❤

あんなに号泣していたK君がわずか2か月(20日程)‼ 通っただけとはいえ、猛スピードで状況に慣れ、目覚ましい成長を遂げる姿を見せてくれたことに、職員一同、大喜び。現在は、通所を始めた頃より言葉が出始めているK君‼ 嬉しい限りです ❤

今回は『視覚支援』=【視覚的に伝える方法】によって、K君が安心し、言葉で伝えるコミュニケーションに捉われることなく、目の前にいる子ども達の状態に合わせた手段や方法でコミュニケーションをすることにより安心と信頼が生まれ、成長に繋がっていったんだろうなぁ‥と感じたエピソード。

ここを利用する子ども達み~んなそれぞれに別の課題を持った子どもが利用するため、その子どもに適した支援や配慮により少しでも成長に繋げ、少しでも前に進めるよう、そして『達成感・満足感』を十分に感じてもらいたい❤ 日々、あっぷっぷの職員は、子ども一人一人のその時の成長に合う形の支援を考え、試行錯誤し奮闘しています。(笑)

今日も子ども達をどんな風に楽しませて支援に繋げようかと…事務室では賑やかに話あったり、真剣に取り組んだりしていましたよ~ 🎵

大人も子どももやらされてる感覚のものでは楽しくなく、気も乗らない!そんな気持ちでは、苦手なことにチャレンジしてみようとも思えないですよね。子どもの方がもっと素直で正直なので、やりたくない気持ちになり、どんどん苦手になり嫌いになってしまいますね。

あっぷっぷの療育は、常に楽しいを基盤にした療育を提供できるように追及しているみたいですよ~🎵

だって、『楽しいに勝るものはない』ですからね~。

楽しいと感じることは、それが苦手だとしても…

何となくやってみようという気持ちになるのが…

なってもらえる工夫をするのが…

『あっぷっぷ流(あっぷっぷマジック)』かな…(笑)

子ども達と日々関わっている職員達の奮闘記…まだまだ続いています(笑)

子ども達に負けず、職員達のアイディアには『なるほど~…。』と感心です ❤

文責:だるまちゃん

コメント

  1. 鈴木 より:

    おもちゃが役に立って良かったです(笑)

    • あっぷっぷに玩具を寄付していただき、ありがとうございます。
      大切に使わせていただいています。
      今来ている子ども達の年齢や興味関心にピッタリのため、楽しそうに遊んでいます。
      いつもご協力ありがとうございます。

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